日本の古寺を歩く100選その75 天台寺門宗総本山 長等山 園城寺

  • 2015.10.19 Monday
  • 06:25
JUGEMテーマ:写真

日本の古寺を歩く100選その75 天台寺門宗総本山
長等山 園城寺

住所 滋賀県大津市園城寺町246
開基 大友与多王
アクセス 京阪石山坂本線三井寺駅から徒歩10分

古代からの国宝も多数、隋一の歴史的名刹



 ここ園城寺(通称三井寺でこちらの方が有名)は近江八景の1つ“三井の晩鐘”で有名な寺です。また西国33所霊場巡礼の14番札所でもあります。
寺の歴史ですが、壬申の乱で敗れた大友皇子の子で大友与多王が氏寺として草創し、平安時代の唐から帰国した留学僧円珍[比叡山延暦寺第5世座主)のよって再興され、皇室、貴族、武家によって幅広い信仰を集め、四筒大寺(比叡山・東大寺・興福寺、三井寺)といわれるまでになった。しかい円珍の死後延暦寺の対立(円仁の弟子と円珍の弟子の対立)でたび重なる焼討にあい、また秀吉の寺領没収で廃寺同然になるが、秀吉の死直前の再興許可で、秀吉の正妻北政所や諸大名の寄進で寺は蘇っている。
さて境内ですが、京阪石山坂本線の三井寺駅から琵琶湖疏水沿いに坂を登り、長等山山麓に突き当り、右手に行くと仁王門、左手に行くと観音度(西国33所霊場の本堂)への石段下にでます。 
仁王門から坂を少し登ると伽藍のある広場に出ます、たくさんの伽藍がありますが、本日はその中で歴史のある伽藍を説明します。まず仁王門ですが滋賀県の常楽寺から秀吉が伏見城に移設し、徳川家康によって三井寺へ寄進された。同じ運命を三重塔が奈良県大淀町比蘇寺から伏見城、さらに三井寺へと移築されている。反対に本堂は秀吉の寺領没収寺に比叡山西塔(現在の西塔釈迦堂)へ移された。また一切経蔵は山口県山口市国清寺から毛利輝元によって移築されている。さらに釈迦堂(食堂)は京都御所より清涼殿が移築されている。
ところで寺の名前三井寺は天智天皇、天武天皇、持統天皇が産湯に使ったとされる“御井”があることから名づけられている。


琵琶湖疏水沿いの桜並木
遠くに見える建屋は観音堂



古色蒼然とした仁王門

移転に次ぐ移転に耐えた



北の政所の意志が感じられる金堂

お化粧直したばかりの時、左で奥は御井のある閼伽井屋



仁王門と同じ運命を辿った三重塔



三井の晩鐘でおなじみの鐘楼



一切経蔵



その内部の八角輪蔵



唐院への道

唐院とは灌頂堂と長日護摩堂



その灌頂堂



今日の一枚

上から見た観音堂のある広場、陸上競技場は毎日マラソンのスタートの競技場


 

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